AnkerMake M5C性能評価♪ Vol.1 [3Dプリンター]
新しく導入したAnkerMake M5Cですが、ちょっと癖がありそうなので確認のため
性能評価を行ってみました。
ついでに軽く紹介しますね。
まずは、このようなデータを用意してみました。
左から、Φ50mm、Φ40mm、Φ30mm、Φ20mm、Φ10mm の球体となります。
今回は、Easy Modeでインフィル 0%で評価です。
スライスデータ。
軽く機能をご紹介。
前に使っていたエンクロージャーにもギリギリ入ります。
無理な擦れとかは出ませんが、使っていくうちに多少擦れてくる可能性はあるので、
置き場に余裕があるなら、もう一回り大きなエンクロージャーの方が良いでしょう。
左右のモーター部が上下する時にエンクロージャーの側面に軽く干渉する可能性があります。
今使っているのはこれ。
購入するならアマゾンが安いと思います。
プリントが終わると、こんな感じでテーブルが一番手前まで移動してくれます。
ちなみにノズルを上下に動かしたい場合は電源を落としても動かないので、スマホアプリを
使って動かすようにしてください。
限界までテーブルが前に来た状態です。
エンクロージャーとの隙は十分です。
テーブルを一番後ろに移動すると、こんな感じ。
こちらも余裕です。
撮影用に軽くエンクロージャーの上部を上に押した状態。
フィラメントのリールも軽くエンクロージャーの側面に干渉する可能性があります。
手を離すとこんな感じ。
フィラメントのガイドが先にエンクロージャーの上部に当たるので、フィラメントの送りには
影響がでません。
エンクロージャー内にM5Cを入れるのには、ちょっとコツがいりますw
組み立てた後でも、この部分は上に引き抜けるので、まずは引き抜きます。
この状態になったらエンクロージャーの正面から知恵の輪みたいにうまく入れてくださいw
無事に入ったら引き抜いた部分を元に戻してフィラメントのリールを設置します。
この緑のストッパーが良い仕事をしてくれます。
取り外し可能なヒートベッドを設置する時に、このようなストッパーがあると位置合わせも
凄く簡単です。
プリントできました。
ちょっと状態を確認してみましょう。
上部、下部ともに、とても良い評価結果がでました。
再現性100%です。
前回、ヘッドサポートで問題だった上下の平面部につながるR部分の割れが見事に再現
出来ました。
側面のR形状は全く問題ないのに上下部の平面(一応Rだけど)に繋がる部分が割れています。
問題なかったのはΦ10mmのみ。
この結果を踏まえて形状を考えればうまく割れを回避できるかもしれません。
中空にこだわらなければ割れも発生しないかもしれませんが。
インフィル形状も沢山あるので、無理に中空にしなくてもしなやかなものが作れるかも
しれません。
次回は、インフィル形状をいろいろ使った場合で評価したいと思います。
~追記 2023.12.27~
フィラメント交換手順が特に記載されていないので追記です。
手順
①”引き出し”をタップします。
自動でノズル温度が200℃まで昇温されて引き出されます。
②フィラメントを手動で巻き取ります。
③クイックスタートガイドのP7の手順で新しいフィラメントを挿入します。
以上、超簡単です。
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