PSVR2ヘッドサポートを作ろう♪ Vol.15 [3Dプリンター]
少し戻ってVol.10からの続きとなります。
中々思った通りの効果が出せなくて、しばらく迷走してましたw
とりあえず方向性を見つけて何かを掴めた気がするのでご覧ください。
まずは3Dデータから。
迷走している時に、あることに気が付きました。
これまでの形状では根本的に小さすぎるw
どうしても頭が滑ってしまうのは頭をホールドできない形状だから。
Vol.10ではクッション性能は良かったのですが、やっぱり滑りの方はそれほど改善できず。
そこで今回は、ヘッドサポートを大きくして頭を固定できる形状にしてみました。
スライスデータは、こんな感じ。
頭を固定できる寸法も大まかではありますが実測してみました。
家にあるビーズクッションに後頭部をこすり付けて完全にホールドできる寸法を計測。
私の場合だと深さ30mmでΦ130mmの円ぐらいあればホールドできることが分かりました。
これは後から確認のため重ねてみたのですが黄色いブロックが頭をホールドできる形状を
表していて、ヘッドサポートの4つの半球体と中央の凹みに対してどうなるかを見たものです。
ホールド形状をイメージして作ったヘッドサポートの半球体に黄色いブロックの半球体を
当ててもヘッドサポートの中央の凹みには干渉していません。
とりあえず、今回の設計要件を満たしていることが確認できました。
まだまだ無駄な形状があるなーと感じてしまいます。(一応、方向性確認だからw)
プリントすると、こんな感じ。
ちょっと糸引き多いw
これは明らかに頭をホールドしそうだなというのが見ただけで分かりますw
縦幅は大きくなったのですが、横幅は、10mmほど小さくしています。
ヘッドホンの固定部に干渉していたため。
一応、可動式w
装着してみた感想は、ちゃんと計測して作っただけあって歴代最高のホールド性能ですw
見た目は付け焼刃的な作りなので、もうちょっと変更しますが、とりあえずこれでも問題
ないでしょう。
接触部を小さな半球体にしたことでホールド性能は上がってますが、クッション性能は若干
落ちていると思われるので耐久テストを行って形状を仕上げていきたいと思います。
データのダウンロードは、こちらから。
~追記 2023.11.30~
耐久テストの結果は、やっぱり2時間ぐらいでしょうか。
視線は安定しているのですが、Vol.10ではなかった痛みが発生しました。(予想通りw)
視線がズレなくても前側のヘッドサポートも痛みが出ることから、前側も改良が必要そうです。
ちょっと形状考えます。(^^;)
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