ツイーターにコンデンサーを換装しよう♪(ついでにパッシブラジエータ換装) [スピーカー]
注文していたコンデンサーが入荷したので早速作業してみました。
ついでに低音負けてるのが悔しかったので、パッシブラジエーターも換装してみました。
買ったコンデンサーはこの商品となります。
サイズを特に気にしてなかったので来て見てビックリ。存外大きい。
よく皆様がやってるように、ツイーターにつけようかと思っていましたが、予定変更。
実のところ、良く分かってないところもあり、ネット情報だけでとりあえず付けとけ
みたいな。(^^;)
フィルムコンデンサーという種類になるようですが、極性は特にないとのこと。
ちなみに+電源側に直列に繋げば良いみたいです。(はい。全くの素人です。)
厳密には極性が合ったりするらしいのですが、良い音が出るように取り付けたいだけなので、
耳を頼りに手で持って配線つけてみると気持ち聴こえ方が違います。
そういう訳で、スピーカー側になる方の端子側をマーキング。(側面に線入れました。)
実際に仮組して音を聴いてみましょう。
こんな感じで+側に直列繋ぎにします。
ふむふむ。詳細は後々動画で紹介するので作業レポを続けます。
流石に外にむき出しってのは、カッコ悪いので端子台の内側に設置してみました。
まずは、下側の端子台のネジを外してレイアウトできそうなところを確認。
なんか良い感じの場所があるじゃないですか。(@_@)
早速、仮置きしてみます。
行けそうです。
この為に買ってた訳じゃないけど初めて使うこの道具。
グルーガンセット
こんな感じで溶かしたグルスティックを流して接着します。
って、撮影してたら、この後すぐに冷えて使えなくなったのは内緒。(固まるの早いよ)
何回か練習してこんな感じに付けました。簡単に接着できるもんですね。こりゃ便利。
ハンダと絶縁処理を施しました。
こんなことやってたから、この後トラブル発生。
アンプに繋いで音を鳴らそうとすると、片方のフルレンジスピーカーから音が出ない。
配線を引っ張りすぎてハンダが取れてました。(^^;)
こういう時って一瞬凄く焦ります。
電気関連の作業でトラブルと、もしかしてアンプ壊した?とか考えたりします。
今度はしっかりとハンダ付け。
念のため、もう片方も外れかけていないか確認。大丈夫そうです。
それでは、引き続きパッシブラジエータの換装作業です。
中央がメタルになってるちょっと凝った作りです。(見た目凄い。)
YouTube動画では100均のスピーカーのコイルとマグネットを外してパッシブラジエーターに
してる方とかもいましたね。(^o^)
換装するのはこの辺。
Φ66mm狙いで穴をあけます。
久しぶりに出番です。
穴あけとくれば、この子達にしっかり働いてもらいましょう。
途中作業は割愛して、穴あきました。
何となく想像ついた方もいると思いますが、こうなりますよね。
下穴加工時にドリルに巻き付きました。(^^;)
Φ66mmを狙いましたが、空いた穴はΦ67.5mm程。
危なかった。
パッシブラジエーターは、密閉したエンクロージャに使用する為、隙間とかできた時点で
終わりです。
簡易的に当て板して後ろの穴は塞ぎます。(手抜き過ぎ?)
ちなみに穴塞がないとやっぱり音がもっさりします。
焼きついた部分を切り取ってこちらの吸音材も再利用。
元々の癖を利用しながら同じように穴に詰めていきます。
中見えないけど良い感じに入って行ったはず。(^^;)
一応、簡単に音を確認しながら作業しましたが、こんな感じで変化してました。
①吸音材無し、パッシブラジエーター付き、後方穴解放
音がもっさり、パッシブラジエータもほとんど効果なし。
②吸音材無し、パッシブラジエーター付き、後方穴塞ぎ
ちょっとだけ音にメリハリがでてくるが、まだまだ音がもっさり気味。
③吸音材あり、パッシブラジエーター付き、後方穴塞ぎ
しっかり調音できて、パッシブラジエータの効果もありそう。
作業しながら音を確認していると、大きな変化が無い場合、変わったのかな?って
分からなくなることもあるのですが、気持ち効果はあるみたいです。
エージングも必要とは思いますが、見た目で動きが見えないんですよね。(^^;)
パッシブラジエーターの換装した画像撮るの忘れてた。
この辺でも効果が薄いと感じたことを悟ってもらえると。(´-ω-`)
動画の音を確認すると、存外変わってる?と確認できたりします。
それでは、順番に動画で変化を確認してみましょう。
ツイーター単品コンデンサー追加前
ツイーター単品コンデンサー追加後(PARC Audio 1.5μF 400V)
音量は半分以下でしょうか。(アンプのボリュームは全て同じです。)
ただ、高音の綺麗なところはしっかり残っているので、これが効くんですよね。
ツイーターコンデンサー追加前 2way(PARC Audio 1.5μF 400V)
ツイーターコンデンサー追加後 2way(PARC Audio 1.5μF 400V)
違いが分かったでしょうか?
2WAYスピーカー+パッシブラジエータ付き
シャリシャリとした感じの部分がうまく収まって低音に変換されたというか、高音残しながら
うまく収まった感じ。存外効果あった?
YAMAHA NS BP200比較動画
注意:動画で聴く音は、お手持ちのスピーカーに大きく左右されるので、やっぱり現物試聴が必須です。
一応、自作スピーカーはツイーターにコンデンサーも換装したことにより前よりも良い感じに
高音が補正されたので、中、高音は負けてないと思うんですよ。(負けず嫌い)
スピーカーユニットの特徴でもあると思うんですけどね。
ただ、やっぱり低音はNS BP200に勝てません。
好みや聴く曲にもよると思うんですけど、スピーカーユニットの完成度はやっぱりメーカー
ですよね。(そしてコスパ)
最近、低音にも慣れてきて色々試した結果、NS BP200はBASSコントロール付のアンプと
組み合わせることでより楽しめます。(今度、ちょっと何かやるかも)
要は低音出すぎなんです。低音を抑えることで中高音と音量が揃うというか。
(なんとか高音引き出せないものか)
そして、自作スピーカー作るなら3WAYですね。
エンクロージャーも最低限のウーハー詰める大きさが必要になるのでそれなりに大きく
なると思いますが。
こうなると、大きいけど同軸2WAYのTANNOY GOLD 8が気になるところです。
まだまだ、入荷未定との報告を受けているので当分先になるとは思いますが。
とりあえず、自作スピーカーはツイーターとフルレンジスピーカーをショートさせて、
1系統再生に変更しました。
余ったもう1系統でNS BP200も鳴らすためです。
これでオールレンジ再生に対応。
マランツのアンプ、2系統接続できる仕様で良かった。(^o^)
~追記~('20.03.14)
結局、パッシブラジエーターの効果が薄かったので吸音材を元の位置に戻して後方の
穴を解放。。。(^▽^;)
根本的にパッシブラジエーターを使うエンクロージャーではないので、折角の高音の
伸びがなくなってしまう事と、QWTの独特の低音の響きも消えてしまったので、元
に戻すこととなりました。
なんちゃってパッシブラジエーターは飾りってことで。
いつもうまく行くとは限らないところが自作の醍醐味かな。
コンデンサーの効果はバッチリなんでお薦めです。(^o^)
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