ハンモックチェア(座椅子型)を作ろう♪ Vol.6 [ハンモック]
ハンモックベースを固定しているΦ13パイプのロック方法を検討してみたので
ご報告です。
ついでにハンモックチェアの現状報告も合わせてご覧ください。
Φ13パイプのロック方法には、これを使います。
KGE-18A:グロメット(内径Φ13)
ホームセンターでも通販でも簡単に入手できると思います。
前回でもグロメットは試してみたのですが、その時の物は最初から穴があいているもの
だったのでΦ13パイプにつけても抵抗がなくロックの役目を果たせなかったのですが、
このグロメットは、最初は穴が塞がっているタイプで切り込み等入れて使う物になります。
そういう訳で、適当に十字に切り込みを入れます。
次に、ハンモックフットレストのΦ13止めを本来のΦ13通しに変更してみました。
グロメットは、こんな感じで使います。
切り込みを入れた部分が抵抗になってロックの役目を果たしてくれます。
コストをかけずに簡単にロックするならこれがお薦めです。
お金と手間かけられるなら、パイプ内にプランジャーを仕込むのが良いと思います。
動カンゾは、こんな感じで貼っています。
無理やり動かしたりすると、粘着テープは弱かったりするので、木工用ボンド等で
貼り付けた方が良いかもしれません。
ハンモックチェアは、こんな感じになってます。
試作初号機改1型
どこが改1型になっているかわかるでしょうか。
ここに、Φ9.5パイプバースプリングが追加されてます。
(この呼称がバースプリングというのが良いかはとりあえず置いといて)
これまで使っていたΦ13パイプは外側に移動して、これまで通りハンモックベースを固定しています。
追加でΦ9.5のパイプを前後支持のみで内側に設置しています。
ハンモックベースをΦ9.5パイプの上に載せることで、Φ9.5パイプにスプリング効果を生み出します。
何でこうなったかと言うと、ハンモックベースが馴染んでくると、途中までは良い感じなのですが、
沈み込みが深くなってくると、逆に肌に当たる部分が増えてしまい、お尻や太股の圧迫感が増して
不快に感じてくるのです。
ハンモックベースが馴染む=アクリルスピンドル紐の遊びが無くなるってことで、突っ張り感が
増してくる訳なんですね。
そこで、突っ張り感を軽減させる為に、何か力を分散させる機構が必要になった訳です。
最初、ハンモックベースの固定もΦ9.5パイプで考えたのですが、力が加わると適度にたわみが
発生する為、強度的に大丈夫かな?というのがあったので、Φ13を採用した訳ですが、その時の
事を思い出して、今回、力の吸収機構として逆に採用した訳です。
構造も簡単だし。
効果としては、圧迫感を消す事には成功しました。
ハンモックベースのたわみ代を軽減させたことによる、沈み込みの軽減効果かもしれませんが、
それでも効果としては十分と考えます。
座ると、Φ9.5パイプの中央が適度にたわみ、突っ張り感を軽減させてくれます。
現在の座った時のハンモックベースと台座の隙間は2cm程です。
Φ13パイプがむき出しなのは、気にしないでください。(^^;)
4月中は、このまま改1型の座り心地を確認して、5月は改2型に変更して検証します。
ちなみに、モニター評価を行った試作2号機の感想は、
フワフワして酔いそうになるから、物置に使ってるよとのことでした。
なんだろう、この完全なまでの敗北感。〇| ̄|_
ハンモックチェアの最大の利点が、使う人によっては最大の欠点になるという。
そういう訳で、試作2号機は一旦回収しています。
また、改1型、改2型の評価が終わったら、良い方に変更して再度モニター評価です。
基本的に座り心地は変わらないと思うので、フワフワ感も変わらないと思いますが。
物作りは難しいです。(^^;)
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